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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年10月15日

パインのお話

私が最近お気に入りの香り。。。それは『パイン』。
といっても、パイナップルではありませんよ、松のパインです。

森の香りそのものという感じのパインには、精神的に落ち込んでいる心をリフレッシュしてくれる効果があるとされます。疲れた気分や感情的に弱っているときに心を切り替えて頑張ろうという気分にしてくれるようなリフレッシュ効果の高い精油なんです。

頻繁にこの精油をチョイスしている最近の私はつまり。。。精神的に弱っているということなんでしょうね。確かに疲れているので自ら欲しているような気がしますので。


パインには優れた殺菌・抗菌作用があるので、アロマランプで焚いておくと空気清浄効果がありインフルエンザや風邪を予防する他、気管支炎や鼻づまりなどにも効果を発揮してくれます。

厳しい森の自然環境の中で育つ木々にとっては、自らが放つ芳香成分が唯一の自己防衛手段になるので細菌や真菌などから自分自身を守るためのさまざまな化学物質が含まれているのだそうですよ。
人の出入りが多いリビングや玄関などにもってこいの香りですよね。

血液循環を促進する作用もあるので、筋肉痛や身体のこりなどの緩和にも役立ちます。最近の研究では、ステロイドのような成分が含まれていることから、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の改善に対して使用している医師もいるそうです。切り傷や皮膚の炎症に有効的なのですが敏感肌の人が使用するときには濃度に注意して使用する必要があります。

そして、最近ではシックハウスの原因となるホルムアルデヒドを分解する極めて高い作用があることが研究で明らかになっているんです。パインを含むマツ科の精油もヒノキ科の精油と並んで高い効果を示したとのことです。精油を建材に混ぜて、シックハウスを予防する研究が始められているようなので、実現化したら面白いですね。

パインにはいくつかの種類がありますが、必ず学名がPinus sylvestrisであることを確かめてくださいね。他の学名のものには安全に使用できないものもあるため、注意が必要なんです。
うちのお店で扱っているものは安心してご使用いただけるものなのでご心配なく。

みなさんも、パインの香りでリフレッシュしてみませんか?  


Posted by アロマミキ at 10:40Comments(0)精油いろいろ

2009年06月27日

ジュニパーのお話

むくみが気になる今日この頃。
私のマッサージ用ブレンドによく登場する精油があるんです。『ジュニパーベリー』という精油なのですが、利尿作用が高く、老廃物の排出を助けてくれる働きがあるので、むくみに悩む今の私にとっては欠かせないんです!

ヒノキ科の植物で、日本では西洋ネズという名前で知られていますね。香りは、森を思わせるような、フレッシュで若い木という感じでしょうかね。お酒のジンの香り付けに使用されていることでも有名で、ジントニックなどが食前酒として飲まれることからも分かるように、ジュニパーには食欲を刺激する作用があるとされています。

私も見たことがなかったのですが、ジュニパーは黄色い花を咲かせた後に青黒い色の液果を実らせます。この液果部分を砕いて乾燥させてから蒸留し精油を抽出します。500kgの液果からだいたい1kgの精油が採れるといわれていますが、液果の収穫量が決まっているため、比較的値段が高くなっています。たまに、安い価格で販売されているものもあるのですが、それは液果部分だけでなく、針葉や木部からも抽出している場合が多く、香りや質ともに劣るのであまりお勧めしていません。

フランスでは病院でジュにーパーとローズマリーの小枝を焚いて空気を浄化していたというくらい、殺菌・消毒作用に優れるとともに、昔から解毒剤や利尿剤としてもさまざまな地域で利用されてきました。体内の老廃物や毒素を汗や尿として排出する助けをしてくれるので、お酒を飲みすぎたときやむくみがひどいときには最適なんですよ。

浄化という言葉がピッタリなこの精油は、仕事上や家族の世話など、頻繁な対人接触で精神的、感情的に消耗してしまう人を助けてくれるとされています。疲れた心をリフレッシュし、気持ちに落ち着いた幸福感を与えてくれるんです。
また、少し無理をしても仕事を集中して片付けてしまいたいような場合にも、非常に役立つ精油なんですよ。働き盛りの男性には、本当にオススメです。

以前は妊娠中の使用は禁忌事項だったのですが、現在では危険性がないことが明らかになっているので安心してご使用いただけます。これは、流産促進作用を持つサビン(Juniperus sabina)という成分とジュニパーベリー(Juniperus communis)を混同がしたことにより生じた誤解によるためだそうです。安心してはご使用いただけますが、濃度には充分注意してくださいね。

こんなにオススメの精油なのですが、腎臓に持病がある方は、腎臓を過剰に刺激する恐れがあるので使用は避けていただくようにしてくださいね。

ちなみに。。。ラクレのジュニパーは、とっても香りが良いとご好評をいただいております。先日から精油を購入された方から、「他のところのとは全然違う香りがしますよね?」「友達の持ってるのと比べたら断然自分のやつの方がええ香りでした!」などと言うていただいております。
「ほんまにぃ?」と疑った方は、是非香りの違いを嗅ぎに来てくださいね!

    


Posted by アロマミキ at 18:39Comments(0)精油いろいろ

2009年05月21日

ティートリーのお話

先日からインフルエンザ予防にはティートリーですよということをご紹介していたのですが。。。「いったいその精油は何?」と思ってらっしゃる方も多いようなので、この精油についてのお話をしようかと思います。

ティートリーは、オーストラリアのアボリジニの人々が昔から民間薬として利用してきた植物です。他の地域の人々が役立たずの木だと考えていたときに、彼らはこの木の葉を利用して感染症や切り傷を治していたんです。殺菌作用に優れることから、第二次世界大戦中には、熱帯地方の軍隊の救急用品にされていたほどです。

最近の科学的研究によって、感染をもたらす細菌、菌類、ウイルスの3つの生物のどれにも有効であるということや、免疫刺激作用が大変強く、身体がこれらの生物によって脅かされている場合には、身体の抵抗力を増進するということがわかったんですよ。

ティートリーという名前は、キャプテン・クックが初めてオーストラリア大陸を訪れたときに、アボリジニの人々がこの木の葉のお茶を入れたことから、そう呼ばれるようになりました。

薬のような苦い草の香りなので、苦手だという人が多いのですが、アロマテラピーにはまってくるとこれが良い香りだと思うようになるんですよ。気分を冷静にして、頭をはっきりさせてくれるので、特に神経質になっているときはイライラを鎮めてくれる精油です。精神的に落ち込んでいるときには、気分を落ち着かせて立ち直るのを助けてくれるんですよ。

殺菌・消毒作用に優れるので、靴の中や下駄箱などカビの増殖しやすいところに垂らしておくとカビ防止に役立ちます。また、水の入ったコップに1滴垂らして、うがい薬としても使えます。病院などでは、空気浄化のためにランプで焚いていたり、水ぶきの際にこの精油を使って、床の消毒にもやくだてているんですよ。

アロマの精油は、直接肌につけてはいけないのですが、このティートリーだけは例外です。ニキビや水虫といった患部に直接塗ることができるのでお試しください。ただし、肌の弱い方は稀に炎症を起こすことがありますので注意が必要です。妊婦さんも妊娠初期から安心してしようできるのですが、身体に使用する場合は、濃度を低くして使用することをおすすめします。使用法を守って使うと、万能薬として使用できるありがたーい精油ですね。
  


Posted by アロマミキ at 18:51Comments(0)精油いろいろ

2009年04月25日

ジャスミンのお話

精油にはいろいろな種類があり、その中にはシアワセを感じれる香りもたくさんあります。そんな中でも特に私がオススメしたいのが『ジャスミン・サンバック』という精油です。この香りは、ホントに素晴らしい香りで嗅いだ瞬間に、「あ~、いい香り。しあわせぇ~」と思わず口に出してしまうような感じです。

ジャスミンの甘美で魅惑的な花の香りは、自信をなくしたときに勇気と幸福感を与えてくれるとされます。ただ、少し香りが強くリラックスさせる作用が強いので、集中力が必要なときには使用を避けたほうがよさそうです。また、妊娠中の使用も避けなければならない精油ですので注意が必要です。

以前に、精油の女王(ローズ)と精油のプリンセス(ネロリ)をご紹介しましたが、このジャスミンは何を隠そう『精油の王様』。精油の中の宝石とも称されるくらい、その香りは昔からたくさんの人の心を魅了してきたといわれています。

あのクレオパトラも愛していた香りとしても大変有名で、ローマ帝国のカエサルやアントニウスを誘惑するときにこの香りの力を借りたというのは有名な話なんですよ。ジャスミンには催淫作用というものがあり、インドやアラビアでは『媚薬』として使用され、性的な不調に対して働くといわれています。

香りの王様といわれるだけに、ホントにこの精油は高価なんです。1トンの花(約800万個分といわれます)から、たった1キロしか採れないんです!年間生産量は、世界中でも5トンから6トンといわているくらいなんですよ!!そら高いはずですよね。さらに、ジャスミンは日没後に花内部で科学的な変化が起こって香りが強くなるため、夜間にたくさんの人を使って摘み取られます。不思議なことに日中に摘み取っても良い香りのオイルは得られないんだそうですよ。その手間が、価格をさらにアップさせているんですよね。

ちなみにうちのサロンで取り扱っているのは、ジャスミンサンバック(茉莉花)という種類で、採取できる量が非常に少ない精油なんですよ。ジャスミンよりも爽やかでまろやかな香りが特徴です。
特別なときにこの香りを焚いて、シアワセな気分を味わってみてくださいね。
   


Posted by アロマミキ at 16:13Comments(0)精油いろいろ

2009年04月14日

ブラックペッパーのお話

料理でもおなじみの黒胡椒。アロマの精油にも『ブラックペッパー』というものがあるんです。

誰にでも馴染みのある黒胡椒そのままの香りのイメージなんですよ。少しツンとくるスパイシーで温かみのある香りは、身体を刺激し、活性させ、心に優しい温かみを感じさせてくれるといわれています。精神的に弱気になったときや心が冷淡になって感情的に冷めているというときには、この精油の香りがエネルギーと情熱を蘇らせてくれるので、疲弊した身体には本当にもってこいなんです。

その昔、インドの托鉢僧は大変長い距離を1日で歩くため、ブラックペッパーを7~8粒を日々口にしながら活力を養い、その香りで集中力と忍耐力を高めたといわれているくらい、この胡椒から採った精油には、心身にスタミナを与えて強化してくれる作用が高いんです。心身ともにクタクタというときには必ず、私はこの精油の香りを利用してしまいます。

ブラックペッパーは胡椒木の実から抽出するのですが、濃い緑の葉をつけ白い花を咲かせます。花後にできる果実は最初は赤く、成熟するにつれて黒色に変わるんですよ。500kgの乾燥果実から1kgの精油が採れるので、そんなに高価なものではないので使いやすい精油です。

スパイスというだけあって、この精油は少量でも香りの効果が高いので、低濃度で使用をする方が安全です。刺激性があるということもあり、敏感肌の方が肌に使う際は気をつけた方が良いかもしれませんのでご注意を。

シャキッと元気を出したいときには是非ともお試しくださいね!  


Posted by アロマミキ at 18:16Comments(0)精油いろいろ