京つう

キレイ/健康  |中京区

新規登録ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by 京つう運営事務局 at

2009年03月03日

フランキンセンスのお話

昨日から気になり始めた眉間のシワ。対策法を考えているとちょうどピッタリな精油を思い出しました。

それは、古代エジプト時代から皮膚の若々しさを保つということで若返りのパックの原料として用いられてきたもの。『フランキンセンス』という精油です。別名を乳香もしくはオリバナムといい、オレオゴムの樹脂から抽出されます。香りは上手く説明できませんが、甘くウッディなんですが、かすかにレモンのような香りを含んだ。。。「ええ香り」です。

この精油は、瘢痕形成作用や細胞成長促進作用、収斂作用という肌にとっては大変嬉しい作用を持っています。どんな作用なのかといいますと、切り傷や火傷の痕を回復させる、皮膚細胞の再生を促す、肌を引き締めるというもの。なんとなくお分かりですよね。加齢とともにたるんだり、よれたりしてきた肌を若々しく回復してくれるのです!シワを伸ばしてくれる作用もあるのでフェイシャルマッサージによく使用されるんです。

古代エジプトでミイラの保存にフランキンセンスを使用して成功したことから、生きている人間にも柔らかくしなやかな肌を維持するのに有効なはずだという発想から、エジプトの女性達はこれを若返りの化粧品として使用したとか。。。納得ですね。

そのほかにも呼吸器系への働きがあり、気管支炎や咳にも効果を発揮してくれます。鼻づまりのときはマグカップにお湯を入れ、その蒸気を吸入することで鼻風邪の治りを早めてくれますよ。お試しくださいね。また、精神的な不安や緊張を落ち着けて、不眠の解消にも役立ちます。特に産後のブルーな気持ちに使用されることで有名なオイルです。この精油も妊娠初期には、避けていただきたいというものなのでご注意くださいね。

あまり頻繁に使用されることはないのですが、私は大好きなとってもオススメの精油です。ちなみに、私の持っているフランキンセンスは、数年前に購入したもので時間ともに熟成されとっても良い香りになっています。多くの精油は使用期限が半年から1年で品質や香りが劣化してしまうのですが、フランキンセンスはだんだんと香りが良くなってゆくんですよ。ホントに素敵な精油ですのでみなさんも是非1本持ってみてくださいね!    


Posted by アロマミキ at 12:56Comments(0)精油いろいろ

2009年02月26日

ペパーミントのお話

講座の準備を進めていると、だんだんと頭が働かなくなったり、頭が痛くなったりしてくるんですよね。
そんなときに大活躍してくれる精油があるんですよ。

メントールのスッとした香りをもつ『ペパーミント』。日本では西洋ハッカとして親しまれる、ガムや歯磨き粉によく使われているのでみなさんもイメージしやすい香りだと思います。。その爽やかな香りは、精神的な疲労や偏頭痛をやわらげてくれる作用があるんですよ。仕事をしているときに、この香りを焚いていることが多いのですが、ペパーミントには眠気を覚まして、頭と気持ちをハッキリさせてくれる作用もあるんです。睡魔に襲われながら追い込みのパソコン作業をしているときなどはホントに助けとなってくれる精油です。

花粉症の時期には、マスクの外側に1滴たらして使うことが多い私。鼻がスースーして気持ちよいんです。花粉症による不快症状を緩和するとして最近では注目されているんです。最近の研究でわかったことなのですが、精油を抽出した後のペパーミントの葉には、『ミントポリフェノール』という成分が豊富に残り、その葉をお茶にすると花粉症に効くそうですよ。呼吸器系や鼻づまりの症状などには効果的なんですよ。風邪の予防にも作用してくれるので、人ごみに出かけるときなどには私のようにマスクの外側に1滴たらしておくのもオススメです。

そしてもうひとつ、重要な効果があるんです!といっても私だけにかもしれませんが。。。二日酔いなどでぐったりの朝には、なくてはならない存在なんです!!消化器系への作用がたくさんあるのですが、消化不良、胸やけ、下痢、便秘、乗り物酔いなどに有効に働きます。スッキリとした香りは吐き気を抑えてくれるともいわれています。本当に効果的です。古代ローマ人はペパーミントで編んだ冠を被りながら宴会をする習慣があったそうなのですが、一説では酔いが回ったときにペパーミントの香りが働いて悪酔いしないということをその時代の人は経験的に知っていたからだ。。。と言われているんですよ。

キャリアオイルに混ぜてマッサージに使用するときには、湿布のような働きをしてくれます。冷却作用が大変強いので、筋肉痛などの症状をやわらげてくれるんです。立ち仕事などで脚がパンパンだという方にはピッタリ。まさにクールダウンという感じです。肌に塗ったときに清涼感があるので日焼けなどの炎症やほてりも鎮静してくれます。また、浄化作用というのがあるので、ニキビや脂性肌を好転させてくれることでも有名なんですよ。ただし、刺激が強いので直接肌に触れないように必ず希釈をして肌に塗布してくださいね。また、妊娠5ヶ月までは使用を避けていただきたいですし、それ以降と授乳中には希釈濃度を薄くして使用してください。

ホントにいろいろな作用があるので大活躍してくれます。是非1本手元に置いていて欲しい精油です。   


Posted by アロマミキ at 17:49Comments(0)精油いろいろ

2009年02月12日

カモミールのお話

花粉症による肌荒れで困り果てている私。
先程もちょっと用事をしに店の外に出ていると。。。10分ほどで顔の皮膚がヒリヒリしてきます。アレルギー症状で肌が乾燥しているので顔がかゆくてかゆくて。。。お店に帰ってすぐに顔を洗って水分保湿。それだけでは今度は室内のエアコンで乾燥してしまうのでオイルで油分を補給です。

花粉症などのアレルギー症状に活躍するのが、『カモミール・ローマン』という精油。その名前が「地面のリンゴ」というギリシャ語「カマイ・メロン」から由来するとおり、リンゴに似たフルーティーな香りをもちます。学名についているnobilisは英語で表現するとnobleつまり高貴なという意味を持ち、その名の通り穏やかで芳しい香りの精油です。日本でもカミツレという名で知られており、昔から手荒れや髪を美しくするために使用されてきました。

アズレン(カマズレン)という成分が含まれているので、優れた抗炎症作用を発揮してくれるんです。痛みや炎症を抑えてくれる働きは市販薬にも使用されるほどで納得の効果です。ニキビや火傷、乾燥やアレルギー症状による炎症やかゆみを緩和してくれる作用があるので、花粉症による肌荒れにはピッタリ。とても強い味方です。

心をリラックスさせてくれるので不安や緊張、怒りなどで憂鬱なときや眠れないときに役立つんですよ。また子供にも安心して使用できる精油なので寝付けない子供のお部屋に香りを焚いておくとよいんですよ。女性にも嬉しい効果がたくさんで、特に月経に関する症状を緩和してくれるのでオススメです。「女性と子供の精油」とも呼ばれているのもわかります。

ローズやネロリほど高価ではありませんが、高貴な花の精油だけにお値段もやや高めです。小さく可憐なお花を集めて精油を抽出するので仕方ないのですが、60kgの花からたったの1kgしか採れないんですよね。納得の価格です。。。

そんな高貴な香りに興味をもたれた方は是非サロンにて実際の香りを嗅いでみてくださいね!   


Posted by アロマミキ at 13:56Comments(0)精油いろいろ

2009年02月05日

マンダリンのお話

妊娠線予防のオイルを購入していただくときにオススメしているのが『マンダリン』という精油。オレンジの一種で温州ミカンなどと同じグループの柑橘類から抽出されるのですが、オレンジよりもやや酸味があり、爽やかで甘酸っぱい香りがします。一般的にも好まれる香りの上に、作用も穏やかで、子供や妊婦さんも比較的安心して使用できる精油なので人気が高いんです。

精神面に働きかけて、抑うつや神経が過敏な状態を和らげるほか、消化器系を強化し、便秘や妊娠中のつわりを軽減してくれるのに役立つともいわれています。細胞を修復する作用があるので妊娠線の予防に有効だといわれているんですよ。

マンダリンは、フランスでは「子供のための精油」「子供のための医薬」として知られていて、それほど穏やかに作用し、安心して使える精油といえます。しかし、やはり柑橘類であるため、マンダリンの使用後に肌を強い日光にあてることは避けて下さいね。

すごく親しみやすい香りなのでオススメですよ!

   


Posted by アロマミキ at 20:01Comments(0)精油いろいろ

2009年01月29日

イランイランのお話

「お花っぽい香りが欲しいんですけれど。。。」とお客さまに言われることが多いのですが、最近オススメしているのが『イランイラン』の精油なんです。お花の香りはいろいろとあるのですが、華々しい香りといえばコレという感じです。

インドネシアなどの熱帯地域にあるイランイランノキに咲く花から抽出するこの精油は、甘く重いエキゾチックな花の香りがすると表現されます。この花の形が面白いのですが、木からぶら下がって咲く花の美しさをたたえて、マレー語で“アランアラン”(=花々の中の花)からイランイランという名前がついたそうです。私はいつも、セクシーな香りと表現しているんですが。。。黄色、ピンク、藤色などの花を咲かせ、強く特徴的な香りを風にのせて遠くまで漂わせているというくらい香りがキツイんです。ですから、イランイランの精油も香りが強く、過度の使用は吐き気や頭痛を起こすことがあるので避けましょうという注意事項があるんですよ。

イランイランの花は1年中咲いているのですが、5月と6月の早朝に摘まれた、特に黄色の花から最初に抽出される精油が品質に優れているとされるんですよ。50kgの花から1kgの精油が抽出されるので、バラやネロリに比べると多く抽出できる精油ですね。抽出される段階で等級が分かれるのもこの精油の特徴で、最初の蒸留で抽出されるものは「エクストラ」と呼ばれ最高級とされています。以降、順番にファースト、セカンド、サードと続きます。

ラクレで販売しているのはサードなのですが、これには私のこだわりがあるんです!
エクストラは、一般的に使用するには香りが強すぎてしまうので、お教室などでその香りに酔ってしまい、気持ち悪くなる方が多かったんですよ。
なので、心地よく「あ~、いい香り。」と、思えるサードを選ぶことに。
サードに変えてから、みなさんが「いい香り!」と、選ばれることが多くなったような気がします。

香りには、気分を落ち着かせてリラックスさせてくれる効果があるので、ゆったりとしたいときに使うのがオススメです。高くなった血圧や早くなった心拍をゆっくりと正常に戻してくれる効果もあるので、イライラしたときなどはお風呂にでも入れてみてください。私は、フェイシャルマッサージによく使用するのですが、皮脂分泌を調整してくれる作用があるので乾燥・脂性どちらのタイプにも使える便利な精油です。

セクシーな香りだけに、催淫作用というものがあるのもこの精油の特徴。
『催淫=やらしい気分にさせる』というような感じですね。カップルの方なんかはお部屋で焚いてみるのも良いかもしれませんね。シャネルの香水などにも香料として使われていたりするので、女性にとっては男性を惹きつけるための強力な武器になるかもしれませんよ!

ベースオイルに数滴混ぜて、髪につけ、首筋に塗っておくと。。。セクシーなオンナのでき上がり!!是非お試しくださいね。
   


Posted by アロマミキ at 19:32Comments(0)精油いろいろ