アロマミキの楽しい日々。。。京オンナのアロマ

あくまでもこれは個人からのご依頼に対しての流れ。

法人さまからのご依頼の場合、イメージもタイプもこちらからのご提案となり、ハードルがひとつ高くなるのです。たとえば、商品の内容や方向性が決まっているような場合はまだ提案しやすいのですが、丸投げ状態で持ち込まれた案件になると難しい！なーんにも縛りがない分、自由はきくのですがそんな自由は要らんという感じで。。。最初にこれから作ろうとする香りのタイトルを考えるという作業から始めなければならないので、辞書とにらめっこしたりしながらピンとくる言葉を探しあててのやっとこさの香り作りの作業となるわけです。

そして、今回のご依頼主さんだったBell　APEさん。
ご依頼当初は、２つの香りだけ作るはずだったのですが、気づけば４つに増えていましたねぇ。

１種類目はもともとからタイトルを決めてはったのでスムーズな制作でしたが、２種類目、３種類目とやっているうちに、「あとに残る香りがみんな同じに思えてくるんやけど。。。？」とのご指摘。「そらそーだ！」と、反論の私。。。なぜなら、ご依頼主さんの好きな香りを伺いながら試作を進めていたので、結局選ばれる精油の好みが偏り、使用する精油が各種類かぶってしまった結果はそーなるんです。

私の場合ですが、たとえば新しい香りを４種類ご依頼を受けた場合には、ご提案する香り４種の中に同じ精油を使わないように気をつけています。つまり、各４～５種類の精油を使用するのですが、全てを異なる精油で構成するということにもっとも注意しています。そうしないと、作り出す香りが好みで同じような香りに仕上がってしまうので上記のようなことが起こってしまうからなんです。

ご依頼主さんにも同じように説明した結果。。。
餅は餅屋にということで、完全にお任せするということになり、タイトルだけを決めてもらうことになりました。となれば、話は早いので作業も急ピッチで進みまして、こちらの４種類のシアワセな香りが完成したのです。ということで、ご紹介！

【Parfait’amour　（パルフェタムール）】
フランス語で完全な愛という意味をもつパルフェタムール。
精油の中では貴重で最高級とされるスミレの花を贅沢に使用した濃厚で妖艶な香りは、疲れた心身を鎮静し、気持ちを前向きにしてくれます。気高く、上品でありながらも官能的に働くこの香りは、愛に包まれるような気分をもたらしてくれるとともに女性としての自分を高めてくれます。

【Blanc Bouque　（ブランブーケ）】
フランス語で白い花束という意味をもつブランブーケ。
チュベローズやイランイランなど、存在感があり気高く咲き誇るような芳しい花の香りは、疲弊した心身を優しく包み込み気持ちを明るくしてくれます。華々しく、優雅に広がるこの香りは、女性として失った自信を再び与えてくれるとともに幸せを感じさせてくれます。

【Piccante（ピカンテ）】
イタリア語で辛いという意味を持つピカンテ。
疲れた心と身体へ刺激を与えてくれるようなブラックペッパーや気分を高揚させてくれるハニーサックルなど、悩んでいるような気持ちを活気づけてくれる香りは、落ち込んだ感情を高めて、明るく安定した気分へと導いてくれます。強く感情を揺さぶるようなこの香りは、漫然と過ぎる日々に活力を与えてくれます。

【Luche（ルーチェ）】
イタリア語で光という意味を持つルーチェ。
朽ちることを知らない不老花とされるオーキッドを中心に、バジルなどクリアで爽やかな気分を与えるような香りは、日々のストレスで弱った心身をリフレッシュして明日へのエネルギーを与えてくれます。明るい太陽がさす光の中を散歩している強くてエレガントな女性を連想したこの香りは、落ち込んだ気分を覚醒させ明るく元気づけてくれます。

文章でどこまで伝わるかわかりませんが、そんじゅそこらの香りとは全く異なります！
精油の心理的作用もしっかり働いてくれる、女性にとっては嬉しい４種類のシアワセな香りを是非イメージしてみてくださいね。

ラクレにて、４種類のこちらの香りを実際にお試しいただけますよ。