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2009年08月20日

香りの不思議

先日、友人夫妻の家に招かれて、美味しい初物をいただきました!
それは、松茸。「鱧と松茸のしゃぶしゃぶをするけどこーへん?」との電話に「行くー!!」。
仕事を終えてウキウキしながら友人宅へ。いやー、秋の味覚を少し早めにいただくというのは贅沢ですね。私は鱧が大好物なので、すごーく幸せになりました。

松茸の香りはホントにええ香りですよね。
香りのするものには、精油と同じように香り成分と言うものが含まれているのですが、松茸にはマツタケオール、イソマツタケオール、桂皮酸メチルエステルというものが含まれているといわれています。

これらの成分の名前って適当につけたように思うでしょ?初めて聞く人には、「ふざけた名前やなー」と思われそうなのですが、芳香植物には必ずこのような名前の成分が含まれていて、それぞれに色々な作用をもっているんです。

例えば、マツタケオールですが、正式には1−オクテン−3オールといいます。マツタケの香りに大きく寄与していることから慣用名としてマツタケオールとなっているのですが、松茸の芳香成分の約60〜80%を占めているもの。この成分がなければ、あの松茸のええ香りはありません。

なのですが、面白いことに全く同じ成分が、ラベンダーやミントなどの精油にも含まれているんですよ。だからといって、ラベンダーからは松茸の香りはしないのですが。。。含まれている成分の含有量によって植物の香りが決まるんです。つまり、ラベンダーは他の成分の含有量が多いので違う香りがするということなんです。

香りは目に見えないので、形がないと思われがちなのですが、色々な有機化合物が複雑にひっつき合って存在しているんです。その引っ付き方が(記号で表す式があります)それぞれの香りの形なんです。構成している成分ひとつひとつが名前を持ち、形の似ているのものはグループ分けにされるんです。松茸のマツタケオールはちなみにアルコール類に分類されるんです。

アルコール類は精油の成分でいえば、もっとも治療上有用で、毒性が弱く、好ましい香りを持つ成分と言われています。普通は危険性がなく、皮膚刺激もないので安全に使用できるグループなので、この成分をたくさん含んだ精油が、子供や高齢者にも安心して使用できると言うことを示すんですね。

ややこしいお話でしたが、おわかりでしょうか?
香りそれぞれの持つこの成分が、意味や作用を持つということ、そして、その成分が複雑に集合したものが精油だと考えれば。。。アロマテラピーで使用する精油の面白さを少しわかってもらえたのではないでしょうか。香りの世界はホントに奥深いんですよ。


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Posted by アロマミキ at 13:03│Comments(0)アロマテラピー
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